天変地異起きても華やか♪聖火リレー

2008年05月14日

Posted by Love_China at 12:34 │Comments( 0 )TrackBack( 0 )
天変地異起きても華やか♪聖火リレー(スポニチ・アネックス)

 中国・四川大地震から一夜明けた13日、中国の南東部にある福建省で北京五輪の聖火リレーが予定通り実施された。地震による死者が約1万2000人に上り、倒壊家屋は50万戸に達するなど甚大な被害が出ている中での強行開催。中国国内からも「中止すべき」など厳しい批判が集中。北京五輪組織委員会は、14日から聖火リレー開始前に参加者らが黙とうすることなどを決めた。

 福建省は四川省から1500キロほどの距離。聖火リレーは13日午前8時(日本時間同9時)すぎ、福建省南西部の竜岩市でスタートした。

 同市内の広場で行われた出発式には約3万人の市民が集まり、同じ国内で深刻な被害が出ているとは思えない華やかムード。第1走者のシドニー五輪重量挙げ銅メダリストの張湘祥氏が、メディアの取材に「リレーが被災者に元気をもたらすように」と答えたが、黙とうなど犠牲者を悼む行事は全くなかった。

 共同電によると、インターネットには中国国民から「メンツと人命とどちらが大切なのか」といった批判や、「聖火リレーをやめ、節約したお金を救援活動に回すべきだ」と中止を求める書き込みが多数寄せられた。

 これを受けて組織委は、14日の江西省瑞金市での聖火リレーから、全参加者が開始前に黙とうし、スタートやゴール地点などに義援金の募金箱を設け、イベントも簡略化すると発表。組織委メディアセンターの李湛軍主任は「ルート自体の縮小は考えていない。開会式当日の8月8日までこの方針で実施する」と話した。来月中旬に予定されている四川省や重慶市など被災地域でのリレーについては「現段階では予定通り。復興の進み具合を見て判断する」と説明した。

 聖火リレーの国内ルートは31の直轄市、省、自治区のすべてを回ることが売り物。組織委の治安担当チーム関係者は「全力で救済、復興に取り組んだ上で聖火リレーもすべきだ。四川省などでは走者に被災者を加えるよう提案した」と明かした。「聖火が災害から立ち直る勇気の象徴になることで、チベット問題による影の部分が薄まる効果もある」と冷徹な見方も漏らした。

 四川大地震は開幕まで3カ月を切った北京五輪の運営自体には影響なさそうで、北京市地震局によれば市内の五輪会場に異常はなかった。




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