3日たち生きてるわけない

2008年05月16日

Posted by Love_China at 13:27 │Comments( 0 )TrackBack( 0 )
救出打ち切り現場も(読売オンライン)

 四川大地震から4日目となった15日。生き埋めとなった被災者の生存率を大きく低下させるといわれる72時間が経過するなか、一部の被災地では救出活動を打ち切る動きが出始めている。作業の遅れや不備を指弾する被災者の声も強く、当局への不信は強まる一方だ。(四川省都江堰(とこうえん) 吉田健一、鈴木隆弘、同省什●(じゅうほう) 末続哲也)

現地救助関係者 「3日たち生きてるわけない」

■聞こえた声
 震源に近い四川省都江堰。校舎の倒壊で生徒ら数百人が生き埋めになった聚源(しゅうげん)中学では、安否不明者を残したまま14日夜で捜索活動が終了、がれきを除去する大型クレーン車も引き揚げてしまった。親類の中学2年の女子生徒(14)を捜していた女性は「まだ埋まっている人がいるのに……」と繰り返しつぶやきながら、がれきの山を見つめていた。

 市内では救出活動の遅れへの怨嗟(えんさ)の声も渦巻いている。

 15日朝、崩れ落ちた衣料品店のがれきの下から父親の遺体が見つかった少女(17)は「父の捜索が始まったのは14日になってから。もっと早く来ていてくれたら助かったかもしれない」と訴えた。

 少女は、地震が発生した12日の夜以降、倒壊した近くのビルで救出作業にあたる救助隊に再三助けを求めたが、「そっちは後だ」と相手にされなかったという。アパートが倒壊し、父母を亡くした陳濤さん(31)は、がれきの中から2人の叫び声を聞いていた。だが、地震当日はだれも救出に来ず、ようやく来た救助隊も「掘り出す道具がない」と言って立ち去ったという。

 山東省から応援に来たレスキュー隊員は「人手も、がれきを取り除く重機も足りない。多くの人が生き埋めになっている現場を優先していくしかない」とつらそうな表情で語った。

■漂う絶望感
 「娘はもうダメかもしれない」。什●市の紅白中学校舎倒壊現場では、中学2年の娘を捜す母親の劉碧芬さん(40)が泣き崩れた。

 同校では、レンガ造りの3階建て校舎が倒壊、300人近くが生き埋めになった。直後に救出された生徒を除くと、大半が犠牲になった。劉さんは、息子の小学3年の鵬君(9)も小学校の校舎倒壊現場で遺体で見つかっており、「みんな良い子だったのに……」。この後は涙で言葉にならなかった。

 その一方、救助関係者は、家族のいない場所で、「3日もたつのに、生きているわけがない。救出や遺体収容の作業は、今夜か明日までだ。明後日からは重機を使い、がれきの撤去作業に入りたい」と言い放った。(●=方へんにおおざと)




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