上海株続落、連日で年初来安値更新(日経ネット)
【NQN香港=早川亜美】30日の中国株式市場で上海株式相場は3日続落。上海総合指数は前週末比12.329ポイント(0.44%)安の2736.103と、前週末に続き連日で年初来安値を更新した。終値としては2007年2月9日以来、約1年5カ月ぶりの安値水準。原油高で企業業績に及ぼす悪影響が警戒され、製造関連株を中心に下げた。もっとも、最近の相場急落で割安感を意識した買いも入り、指数は前場に上げに転じる場面があった。「上海ディズニーランド」建設への思惑から上海市に拠点を置く銘柄が上昇し、相場を下支えした。
前週末の米原油先物相場の上昇を嫌気した。7月から始まる中間決算の発表シーズンを前に原油高が企業業績に及ぼす悪影響への警戒感が広がり、石油精製株や鉱山株、電力株などに売りが膨らんだ。30日付の地元メディアは「中国人民銀行(中央銀行)の周小川総裁が、夏季にインフレ減速の可能性を指摘した」と報道。ただ、「食品高やエネルギー高によるインフレ問題の解決に注力する姿勢を改めて強調した」とも伝わり、大手銀行株には金融引き締め強化を警戒した売りが続いた。
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