中国政府、ハンセン病患者の入国認める…五輪前に批判かわす(読売オンライン)

 【北京=佐伯聡士】8月の北京五輪を前に、中国政府は23日、これまで禁止してきたハンセン病患者の入国を20日から認めたことを明らかにした。

 国営新華社通信が23日伝えた。国際社会で中国の人権状況に批判が強まっていることから、方針転換したものだ。

 担当部門である国家品質監督検査検疫総局は、国連人権理事会がハンセン病患者の差別撤廃を求める決議を採択したことを受けて、「約束を履行し、ハンセン病患者に対する差別撤廃を実際の行動で表すため、国外の患者とその家族の入国許可を決めた」と説明した。

 北京五輪組織委員会は6月上旬、五輪期間中の外国人の出入国について定めた指針を公表し、この中で、禁止対象として「精神病やハンセン病などに罹患している」ことを挙げた。これに対して、日本側は7月15日に北京で開かれた日中人権対話で前向きな対応を求めていた。

 だが、中国側は、五輪期間中に限らず、ハンセン病患者の入国を禁じているとした上で、「中国人と外国人の安全のためで、国際的には多くの国の慣例だ」と説明、撤回に難色を示していた。




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